墨田区交響楽団

墨響について

墨田区交響楽団(すみきょう)は、東京都内に区民オーケストラがまだ数少なかった

1974年11月、区民文化振興事業の一環として設立された区民オーケストラです。

当初は墨田区ファミリー交響楽団という名称で活動を行い、時代の変遷と共に区を代表する

本格的なオーケストラとして活動するために「墨田区交響楽団」と改名し現在に至ります。

演奏活動を通して地域に根差した「区の音楽文化発展に寄与する」ことを目的として活動し、

「墨響=スミキョウ」の名で区民に親しまれています。

設立当初から25年程は区内の公会堂や文化センターで定期演奏会の活動を行っていました。

1997年10月、錦糸町に都内でも有数の音響を持つ待望の「すみだトリフォニーホール」が

完成した時、区を代表する区民オーケストラとして満席のお客様をお迎えした、こけら落としで

ベートーヴェンの「第九」を演奏しお祝いさせて頂きました。

それ以降、トリフォニーホールにおいて定期演奏会を開催しています。

定期演奏会のお客様は、区民の方々を中心に、近隣区や都下、他県からもお越し頂く等、

多くの皆様にご来場頂き、トリフォニーホールの定期公演だけで既に5万人を超える方々に

お聴き頂き、区を代表する区民オーケストラとして墨田区の音楽文化を区内外に発信して

います。

墨響は古典派を中心とした楽曲の演奏会を開催する団体として知られております。

主たる年間の活動は区との共催によるトリフォニーホールでの夏の定期演奏会の開催と

区内公共施設での冬のコンサート、そして各公演に向けての練習となります。

前回より今回、今回より次回とより良い演奏・演奏会をお客様にお届けしてゆくという

志を持ち、日々の活動を続けています。

また、区内の音楽イベントなどにも参加しながら、地域の皆様に楽しんで頂ける

ような音楽活動を行い、墨田区の音楽文化振興の発展に貢献できるよう、努力を

続けて参ります。